大阪市東淀川区の障がい者シェアハウスフィレールです🏠

フィレールでは利用者様に安心して過ごしていただくために、定期的に内部研修をしています。
今回は11月に行われたスタッフ研修の様子をご紹介します!

福祉の分野で、日々の支援の中で欠かせないのが「記録」と「共有」です。
今回は、スタッフ全員で行った 業務に関わる書類作成研修 についてご紹介します。
入居からサービス提供までの流れを理解し、より正確で伝わる記録ができるようにすることを目的としました。


🏠 入居からサービス提供までの流れを理解

入居希望の段階から、サービスが開始されるまでには多くの手続きと関係機関との連携が必要です。
面談や初期対応、相談支援専門員さんとの調整、役所とのやり取りなどは主に施設長や代表が対応してきましたが、
今後は スタッフ一人ひとりが全体の流れや必要な書類を理解しておくこと が重要であると考えています。

また、サービス開始後も定期的なモニタリングや書類の更新が求められます。
その一つひとつが、利用者さんの「安心」や「継続支援」につながっています。


✍️ ワーク:支援記録の書き方を学ぶ

最初のワークでは、「申し送りで伝える支援記録の書き方」をテーマに、実際の支援場面を想定して記録を作成しました。
スタッフそれぞれが場面を観察し、感じたことをメモに残し、支援記録フォーマットに入力。
その後、内容を発表し合いながら、どのように伝えれば相手に正確に届くかを共有しました。

ポイントは、見たままの事実を、簡潔でわかりやすく書くこと。
「〜だと思う」などの主観的表現を避け、誰が読んでも同じ状況が想像できるようにすることを意識しました。

また、スタッフ・利用者数の増加に伴い、「連絡」と「支援記録」をどう区別するかも再確認。
「この場合はどっち?」「どこまでが記録?」という質問が飛び交い、
全員でケースごとに考えることで、共通理解を深める時間になりました。


💻 ワーク:エクセル操作で業務効率化

続いて、2つ目のワークではエクセルの基本操作を学びました。
現場では記録や日誌のデジタル化を進めていますが、パソコン操作に苦手意識を持つスタッフも多いため、
全員が自分のペースで学べるように 実践形式で行いました。

講師役の職員が丁寧に進行し、画面を見ながら参加者が自分のPCで同じ作業を行うスタイル。
表作成やプルダウンリストの作り方など、実務に直結する内容を中心に学びました。

参加したスタッフからは

「講師役の教え方がとてもわかりやすかった」
「できる人・できない人の差が大きく負担が偏っていたが、こういう機会があることでみんながPC業務をできるようになればより良くなると感じた」

といった感想が聞かれました!
現場で実際に教え合いながら進めたことで、自然とチームの一体感も生まれていました。


💬 代表からのメッセージ

研修の最後には、代表からの総括がありました。

「“伝える”ということは、記録に限らずコミュニケーション全般で必要な力です。
これからも“伝わる”言葉を意識して磨き続けてほしいと思います。」

「今の社会では、パソコン操作は仕事をする上で切っても切り離せない力です。
今日学んだことを今日で終わらせず、普段の業務の中で挑戦を続けてほしい。
そして、今あるフォーマットがどんな仕組みで作られているのか興味を持って調べてみるだけでも理解は深まります。」


🌿 まとめ

今回の研修を通して、スタッフ一人ひとりが「伝える力」や「書く力」の大切さを再認識しました。
支援記録は単なる報告ではなく、チーム全体で利用者さんの生活を支えるための “言葉のバトン” です。

また、PCスキルを高めることは、効率化や正確性の向上だけでなく、
一人ひとりの自信や成長にもつながります。

フィレールではこれからも、学び合い・支え合いながら、
利用者さんにもスタッフにも「安心」が広がる現場づくりを続けていきます。


最後まで読んでいただきありがとうございました☺️

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