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こんにちは
障がい者シェアハウス フィレールです🌱
ブログをご覧いただきありがとうございます。
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いきなりですが、食行動の障害をご存じですか?
自分の力では食べることがコントロールできず、「食べる」「食べない」ことが生活の中心になってしまっている障害のことです。拒食症や過食症というと聞き覚えがあるかもしれません。これらの摂食障害も食行動の障害にあたります。
食べることや食べないことが生活の中心になることは、ご本人にとってはもちろん、支援者にとっても大きな課題の一つです。食行動の障害は、心身に大きな影響を及ぼす可能性がありますが、適切なアプローチを取ることで改善への道を見つけることができます。
食行動のコントロールとは?
食べることや食べないことが、自分自身の生活のコントロールを意味する場合があります。このような状況では、無理に食べさせようとすることがかえってストレスや抵抗感を生む原因になることもあります。支援する側としては、ご本人の背景や心理状態を理解し、「なぜ食べないのか?」という根本的な理由を探ることが大切です。
支援者が心がけたいこと
- 理解と共感を持つ
まず、ご本人が食べない理由を理解しようとする姿勢を持ちましょう。「なぜ食べないのか?」という問いかけを、無理強いではなく、優しく話し合う形で行います。 - 適切な解決策を一緒に考える
食行動に対する不安や恐れがある場合、一緒にその解決策を考えることが効果的です。例えば、「一緒に食べること」や「少しずつ試してみること」など、利用さんが安心できる方法を見つけることが大切です。 - 支援者としての対応
食べることや食べないことに対して感情的な反応を見せず、冷静に対応することが重要です。「無理しなくていいよ」「少しでも食べられたらそれでいいよ」という柔軟な姿勢が、利用者さんの安心感につながります。
最後に
食行動の問題は、身体的だけでなく心理的な要因も絡んでくる複雑な問題です。しかし、支援者が適切な理解とアプローチを持って対応することで、利用者さんの生活の質を向上させることができるのです。一緒に歩む姿勢で支援を続けていけたら良いなと思います。
この記事が、支援者や家族の皆さまの役に立つことを願っています。次回のブログもぜひお楽しみに。